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経常収益は6・3%増の83億1700万円 福岡ひびき信用金庫中間期
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週刊経済2022年12月13日発行
経常利益は37・6%減
福岡ひびき信用金庫(北九州市八幡東区尾倉2丁目、井倉眞理事長)の2023年3月期中間決算は、売上高にあたる経常収益が前年同期比6・3%増の83億1700万円、経常利益が37・6%減の13億5700万円で、増収減益だった。当期純利益は40・8%減の9億3100万円。
事業性融資や消費者ローンの伸長で貸出金利息が増えたことなどが影響し増収。利益面では、国債等債券売却損、および償還損が増加したことで減益となった。
また、9月末時点での預金積金残高は対前年同月比60億6400万円増の8157億8900万円、貸出金残高は同41億1600円増の4078億8800万円、自己資本比率は2022年3月期比0・08ポイント低下の11・28%だった。同信金では「資源高、円安の進行などで地域経済に大きな影響が及んでいるが、健全性を保ちながら顧客の課題解決に役職員一丸となって取り組みたい」と話している。