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経常収益は36%増の89億3700万円  福岡ひびき信用金庫


株式等売却など臨時収益増で増収

福岡ひびき信用金庫(北九州市八幡東区尾倉2丁目、井倉眞理事長)の2020年9月中間期決算は、売上高にあたる経常収益が前年同期比36%増の89億3700万円、経常利益が62・3%増の11億8700万円で、増収増益だった。
株式等売却益や金銭の信託運用益など臨時収益が増え、増収。利益面では、イベントや行事の中止による人件費、物件費の減少などが増益に繋がった。また長期化する新型コロナウイルス感染症の影響による貸出先の業況悪化や倒産に備えて引当金を積み増した結果、業務純益がマイナス5億200万円だった。自己資本比率は2020年3月期比0・17ポイント低下の11・13%だった。同信金では「営業活動が制約されるが、引き続き金融仲介機能の質向上に務めたい」と話している。

2020年12月15日発行