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経常収益は27・3%増の105億9千万円 福岡ひびき信用金庫中間期


週刊経済2023年12月19日発行号

経常は5・3%減

福岡ひびき信用金庫(北九州市八幡東区尾倉2丁目、井倉眞理事長)の2024年3月期中間決算は、売上高にあたる経常収益が前年同期比27・3%増の105億9000万円、経常利益が5・3%減の12億8400万円だった。当期純利益は0・4%減の9億2700万円。
事業性融資や消費者ローンの伸長による貸出金利息の増加や株式等売却益など臨時収益も増えたことが影響し、増収。利益面では、株式等売却損など臨時費用に加え、国債等債券売却損および償還損が増加したことが減益に繋がった。
また、9月末時点での預金積金残高は前期末対比558億7100万円増の8396億8600万円、貸出金残高は同121億7600万円増の4207億3400万円、自己資本比率は2023年3月期比0・73ポイント低下の10・76%だった。