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経常収益は微増の45億2400万円 福岡中央銀行中間期


週刊経済2021年12月7日発行

経常利益は24・8%増

㈱福岡中央銀行(福岡市中央区大名2丁目、古村至朗頭取)の9月中間決算は、一般企業の売上高にあたる経常収益が前年同期比0・1%増の45億2400万円、経常利益が24・8%増の5億6800万円で増収増益だった。
期中は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置による一定の制限下での経済活動となり、引き続き厳しい状態だったが、経常収益は役務取引等収益の増加等を主因に微増となった。一方、経常費用は与信関係費用が増加したものの、退職給付費用等営業経費が大幅に減少したことなどから1億600万円減少した。その結果、経常利益は1億1300万円増加の5億6800万円となった。
通期では、経常収益が86億円(8・2%減)、経常利益が6億円(24・8%減)を見込んでいる。