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経常収益が2・9%減の151億2374万円 福岡ひびき信用金庫


週刊経済2023年8月8日発行号

経常利益は22億245万円

福岡ひびき信用金庫(北九州市八幡東区尾倉2丁目、井倉眞理事長)の2023年3月期決算は、経常収益が前期比2・9%減の151億2374万円、経常利益が12・7%減の22億245万円で減収減益だった。当期純利益は12・5%増の20億7235万円。
株式等売却益が前期から18億600万円、金銭の信託運用益が2億8300万円減ったことが影響し、減収。利益面では、国債等債券償還損が6億7503万円増えたことなどが減益に繋がった。
また、3月期末の預金残高は前期比61億円増の7838億円、貸出金残高は53億円増の4085億円。単体自己資本比率は前年同期比0・13ポイント改善の11・49%だった。同金庫では「貸出金利息収入以外の収益確保を図りながら、経費削減とDXの力を駆使した業務の効率化・省力化を進めたい」と話している。