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経常利益27%増の19億7400万円 筑邦銀行


経常収益は6・5%増の191・1億円

㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)の18年3月期連結決算は、売上高に相当する経常収益が前年比6・5%増の191億1500万円、経常利益が同27・7%増の19億7400万円で、増収増益となった。
有価証券利息が落ち込んだことで資金運用収益は減少したが、株式等売却益が増加したことで収益が向上。増収分と不良債権の処理費用も減ったことで、増益となった。当期純利益は24・3%増の12億2600万円。売り上げの大半を占める銀行ベースでは、経常利益が40%増の17億9000万円と増益だった。
今期の経常収益は前年比11・2%減の169億6000万円、経常利益は同36・9%減の12億4500万円、当期純利益は38・8%減の7億5000万円の減収減益を見込んでいる。

2018年6月12日発行