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経常利益は85%増の9億1900万円 西日本新聞社


売上高は212億2700万円

㈱西日本新聞社(福岡市中央区天神1丁目、柴田建哉社長)の19年3月期決算は、売上高は前期比5・8%減の212億2700万円、経常利益は同85・0%増の9億1900万円と減収増益となった。売上高は13期連続の減収となっている。
セグメント別で営業収入は、新聞事業部門で販売が同6・0%減、広告が同9・2%減と前期を下回った。新聞外事業収入は大口取引がなくなった物流収入などが減少したが、不動産収入を中心に積み上げた。営業費用は部数減と建てページ削減によって用紙費が同11・2%の減少となり、人件費、一般経費ともに節減し全体では同6・1%減の210億7500万円。営業利益は1億5200万円の黒字を計上し、受取配当金増で営業外収入は前期より3億円以上増えた。税引き後の当期純利益は同9・4%減の7億8700万円を確保した。
連結対象のグループ会社14社との連結決算は、売上高が前期比5・1%減の507億8600万円、経常利益は同3・2%増の20億円で、減収増益だった。営業費用は同5・4%減の491億3800万円で、営業利益は同2・7%増の16億4800万円となっている。

2019年7月9日発行