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経常利益は83%増の21億7800万円 福岡ひびき信用金庫中間期


週刊経済2021年12月14日発行

通期は増収転換見込み

ラーメン店経営などのワイエスフード㈱(田川郡香春町鏡山、緒方正憲社長)の2022年3月期中間決算は、売上高が前年同期比1・9%減の6億100万円で減収、経常損失は前年同期の8600万円から300万円に改善した。
小規模かつ低初期投資の唐揚げ専門店のオープンなど、新業態店舗の展開で新規顧客獲得を図った。セグメント別では、外食事業において営業時間短縮や休業による客数激減、国内店舗の減少などの影響で、売上高は2・4%減の5億2700万円、営業利益は2300万円(前期は営業損失2600万円)となった。店舗数は新規出店が1店、閉店が5店あり、前期比4店減の138店となっている。不動産賃貸事業では、売上高が6・1%増の1800万円、営業利益は同100万円増の200万円。外販事業は売上高が10・9%減の1300万円、営業損失は300万円(前期は営業損失400万円)。20年6月から指定管理者として運営する「ほうじょう温泉ふじ湯の里」の温泉事業は、売上高が52・4%増の3300万円で営業損失は700万円(前期は営業損失1200万円)。空間除菌器販売代理店などの衛生事業は、売上高が44・3%減の800万円、営業損失1100万円(前期は営業損失200万円)。
通期は売上高が5・8%増の13億7900万円、経常損失は9600万円を見込む。