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経常利益は4期ぶりに黒字転換  アイフリークHD    売上は26%減の10・3億円


 株式会社アイフリークホールディングス(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷内進社長)の2015年3月期連結決算は、売上高が前期比26・4%減の10億3800万円、経常利益が1500万円(前期は3億8400万円の赤字)で、減収増益となった。
 今年2月、連結子会社でEコマース事業の株式会社アイフリークプロダクツセールスの全保有株式を第三者に譲渡。同事業からの撤退で減収となったが、デコレーションメール・スタンプの素材提供サイト、電子絵本商品サービスなどを展開するモバイルコンテンツ事業に集中した結果、セグメント利益が2・1倍の2億2225万円となり4期ぶりに黒字転換した。営業利益は1300万円(前期は3億7500万円の営業損失)、当期純損失は3100万円(前期は6億1600万円の当期純損失)となった。今期は売上高が27・8%減の7億5000万円、営業利益が26・9%減の1000万円、経常利益が68・5%減の500万円、親会社株主に帰属する当期純利益が200万円を見込んでいる。
 また同社は7月1日付で、完全子会社でモバイルコンテンツ事業の株式会社アイフリークモバイル(同)を吸収合併する予定。存続会社の株式会社アイフリークホールディングスを株式会社アイフリークモバイルに社名変更する。
 同社は株式会社アイフリークとして2000年6月に設立。資本金6億3361万円。従業員21人。