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経常利益は4・4倍の2億6700万円 梅の花


4社子会社化で増収

和食レストラン展開の㈱梅の花(久米市天神町、梅野重俊会長兼社長)の2017年9月期の連結業績は、売上高が前期比6・8%増の313億9400万円、経常利益が同4・4倍の2億6700万円だった。

主力の外食事業では、既存店が伸び悩んだものの、独自ブランドの新規出店効果、16年11月に子会社化した和食レストラン展開の㈱すし半の13店舗の売り上げ、さらに同年10月に子会社化した水産物加工製造販売の丸平商店グループ3社の売り上げが加わったことで5期ぶりの増収となった。利益面では、広告宣伝費の圧縮などによる営業利益の増加と、自己株式取得費用と貸倒引当金繰入額の計上がないなど営業外費用の圧縮で3期ぶりに経常利益は増益となったが、外食事業4店舗、テイクアウト事業1店舗の減損損失の計上などで当期純損益は4億1400万円となった。

今期は外食店舗3店、テイクアウト店舗2店の出店を計画。売上高は前期比4・2%増の327億100万円、経常利益は同2・2%増の2億7300万円の増収増益を見込む。

同社は1990年1月設立。資本金41億2317万7000円。従業員656人。2017年9月末までの店舗数は284店舗。

2017年11月21日発行