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経常は20・5%増の11億7300万円 ヤマウ3月期
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売上高は4・1%減の230億8900万円
コンクリート製品の製造、販売などを手掛ける㈱ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、小嶺啓藏社長)の2020年3月期決算は、売上高が前年同期比4・1%減の230億8900万円、経常利益は同20・5%増の11億7300万円で減収増益だった。
熊本地震による復興需要が落ち着いたことなどから売上高が微減した一方、18年4月から開始している3年間の中期経営計画のもと、事業の効率化、コスト削減に取り組んだ結果、増益につながった。営業利益は同33・5%増の11億4200万円、純利益は46・2%増の7億3200万円。セグメント別にみるとコンクリート製品製造・販売事業の売上高は7・3%減の166億1600万円、セグメント利益は24%増の7億6600万円。水門・堰の製造・施工、保守事業の売上高は前年並みの33億9900万円、セグメント利益は747%増の1億3100万円。地質調査、コンサルタント業務・土木工事事業の売上高は5・1%増の17億5100万円、セグメント利益は119・6%増の1億5700万円。コンクリート構造物の点検・調査、補修工事事業の売上高は28・9%増の9億300万円、セグメント利益は68・9%増の1億900万円。情報機器の販売、保守事業の売上高は16・5%増の4億100万円、セグメント利益は98・7%増の2400万円。不動産事業の売上高は3・8%増の8100万円、セグメント利益は15・3%増の3400万円だった。
今期の売上高は8・3%増の250億円、経常利益は19・9%減の9億4000万円で、増収減益を見込んでいる。
同社は1958年2月設立。資本金8億円。従業員233人。
2020年6月16日発行