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経営者賞に森田長吉もち吉社長など4人  福岡ひびき信用金庫


北九州市周辺の42社から選定

福岡ひびき信用金庫(北九州市八幡東区尾倉2丁目、野村廣美理事長)は3月25日、第26回(2019年度)の福岡ひびき経営者賞に㈱もち吉(直方市下境)の森田長吉社長など4人を選定した。
「技術革新・商品開発」、「販売・サービス」、「人事・労務管理」、「地域社会貢献」、「ソーシャルビジネス」の5部門で優れた成果を挙げた営業エリアである北九州市や周辺地域の中小企業42社から4社を選んだもの。
「地域社会貢献部門」の森田長吉㈱もち吉社長は、地元直方市から本社移転しない戦略で、雇用も地元採用を中心とする点が評価された。同部門ではガラス工芸・絵画等販売業、㈱そめ吉(北九州市八幡西区三ヶ森3丁目)の矢野忠一社長も、絵画展を通じてチャリティーオークションや募金活動を10年間継続して実施している点が評価された。そのほか「技術革新・商品開発部門」では、設計、建築・施工業の㈱鎚絵(つちえ/同市小倉北区東港1丁目)の藤波耕司社長、小売業のオーエーセンター㈱、吉武太志社長が選ばれた。販売・サービス、人事・労務管理、ソーシャルビジネス部門は該当者なしだった。
同信金では「これからも経営者賞を通じて地元中小企業の発展、育成に寄与したい」と話している。

2020年4月21発行