経営者賞に佐藤ＥＶ・モーターズ社長ら５人　福岡ひびき信用金庫

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週刊経済2024年6月5日発行号

北九州エリア３６社から選出

福岡ひびき信用金庫（北九州市八幡東区尾倉２丁目、井倉眞理事長）は、第３０回福岡ひびき経営者賞に㈱ＥＶモーターズ・ジャパンの佐藤裕之社長ら５人を選んだ。
営業エリアである北九州市や周辺地域の中小企業３６社から「技術革新・商品開発」、「人事・労務管理」、「ソーシャルビジネス」の３部門で優れた成果を挙げた５社を選考した。今回、「地域社会貢献」、「販売・サービス」部門の該当企業はなかった。
「技術革新・商品開発」部門では、制御盤、自動機、充放電装置などのメーカーで技術力や商品開発力が評価された㈱ケーメック（同市若松区）の広松英和社長と、腰痛に悩む介護人材に向けて開発した、骨盤矯正ベルトが特許を取得し、累計販売本数が３０万本を突破したガードナー㈱（福岡市東区）の福山克義社長が受賞。「人事・労務管理」部門は、動物病院を経営し、地域の病院間で連携して治療を行う「地域動物治療」の体制を構築した㈲アサップ（直方市感田）の志柿明子社長と、従業員個人の能力を生かすための組織体制、人事制度を築いた情報通信サービス業のグラウド㈱（福岡市博多区）の白石浩之社長。「ソーシャルビジネス部門」では、商用電気自動車の量産化、普及を図っている㈱ＥＶモーターズ・ジャパン（北九州市若松区）の佐藤裕之社長が受賞した。