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経営者賞に伊東鐘賛、末次広憲、米澤房朝の3氏  経営者顕彰財団    4月23日に表彰式


 公益財団法人経営者顕彰財団(福岡市博多区博多駅前3丁目、理事長・久保田勇夫株式会社西日本シティ銀行会長)は、2014年度(第42回)の「経営者賞」に介護事業を展開する創生会グループ(福岡市)の伊東鐘賛(しょうせつ)代表と、マネキン・什器の製造・販売・レンタル、株式会社平和マネキン(大分県別府市)の末次広憲社長、メガネ小売店展開の株式会社ヨネザワ(熊本市)の米澤房朝社長の3氏に決定、4月23日にグランド・ハイアット福岡で表彰式を開催する。
 同賞は九州・山口において産業の開発、経済・文化の発展に寄与する中小企業や、その経営、技術に関する貢献者を毎年表彰。今回は推薦を受けた29人の候補者の中から3氏が選ばれた。各受賞者の主な表彰理由は次の通り。
 伊東氏は、介護福祉という言葉が一般的ではなかった1973(昭和48)年に福岡市初の介護事業者として事業を開始。98年の介護保険制度導入を機に株式会社創生事業団を設立。以降グループ全体で介護老人福祉施設、住宅型有料老人ホームやケアハウスなど多岐にわたる介護サービスを福岡・長崎など九州地域から、現在では東京、神奈川など関東地区に事業を拡大させている。
 末次氏は2代目社長に就任以降、東京に進出。主業務のマネキン・什器の製造・販売・レンタルにとどまらず、店舗ディスプレイ・内装工事など空間演出で付加価値を高め、国内はもとより、海外著名ブランドからディスプレイを請け負うなど、海外にも進出している。
 米澤氏は、1974年に小さな眼鏡店からスタートし、効率よりも顧客の立場に立ったサービスを徹底して貫く小商圏主義を実践して店舗展開。現在では「メガネのヨネザワ」の屋号で九州を代表するメガネ小売店として、九州を中心に172店舗を展開するまでに成長している。