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納期遅れなどで減収減益 富士ピー・エス
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今期売上高は38%増見込む
プレストレストコンクリート(PC)工法を用いた土木、建築工事の株式会社富士ピー・エス(福岡市中央区薬院1丁目、菅野昇孝社長)の17年3月期の連結決算は、売上高が前期比5・9%減の216億5000万円、経常利益が同11・3%減の5億2000万円の減収減益となった。
社会的な杭偽装問題の影響で建設事業の一部の工事が遅延し、部材納入が遅れたことなどから減収。利益面では売上高が前期に比べ13億円減少したことで、減益となった。営業利益は13・0%減の5億4300万円。当期純利益は7・7%減の5億3400万円。
受注高は、土木事業が手持ち工事の消化への職員配置を優先させた結果、期初の計画を下方修正したことで35・1%減の150億8500万円。建設事業では11・6%増の75億6100万円となった。
今期は、売上高が前年比38・6%増の300億円、経常利益が同69・2%増の8億8000万円、当期純利益が34・7%増の7億2000万円の増収増益を見込む。
2017年6月6日発行