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約200億かけ大牟田市にバイオマス発電所 東京のシグマパワー有明
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敷地約8万6000㎡
東芝エネルギーシステムズ㈱のグループ会社で発電事業運営の㈱シグマパワー有明(東京都港区、藤本茂樹社長)は11月1日、福岡県大牟田市新港町でバイオマス発電所建設に着工した。2021年秋運転開始予定。総投資額約200億円。
すでに同市で運営するバイオマス発電所(三川発電所)の隣接地に「大牟田第一・第二発電所」として建設するもので、それぞれ出力は22・1メガワット。雇用計画は約20人。同グループは、再生可能エネルギー発電事業に注力する一環で、現在は太陽光6カ所、風力4カ所、水力1カ所、バイオマス1カ所の発電所を運営しており、今回の発電所を合わせると発電容量は約140メガワットに相当する。今年1月、大牟田地域の産業発展や地域経済の振興に貢献し相互発展を図るため、同市と企業立地協定書を締結している。また同4月に、三川発電所事務所に導入したカーポート型蓄電供給システムの蓄電量を12月に11キロワット時から31キロワット時に増強し、災害時に地域住民に向け、スマートフォンなどの充電用に電力を提供する予定。
2019年11月19日発行