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約2億円かけクリニックを全面改修 水ノ江医院
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4月下旬開院予定
医療法人水ノ江医院(那珂川市今光3丁目、水ノ江昭英理事長)はクリニックを全面改修している。完成予定は2月末で開院は4月下旬。総事業費は約2億円。
老朽化に伴うもの。場所は「そうごう薬局今光店」北側。クリニックの延べ床面積は250㎡で、これまでは前院長が小児科、内科ともに診察していたため待合室と診察室が同じスペースだったが、専門性を高めるため小児科と内科に診察室と待合室をそれぞれ設けた。ほかには点滴処置室、検体検査室、生理検査室、レントゲン室、感染症隔離室、トイレ、授乳室、浣腸室を設け、一部の薬品は院内で処方する。また、214㎡のスタッフルームを増築し、1階に小児科医控室、事務室、カルテ・資料庫、倉庫、2階に院長室、スタッフ控え室、3階に会議室、応接室を設ける。スタッフは10人を予定しており、診療時間は平日が午前9時から午後5時30分まで(土曜は12時半まで)。駐車場は13台収容。院長には大徳真也医師が就いた。大徳院長は「専門性の高い血液内科は少ないので経験を生かし強化していく」と話している。
大徳院長は鹿児島市出身、1982年6月30日生まれの36歳。趣味は卓球。九州大学医学部医学科卒業後、2007年九大病院研修医、09年浜の町病院血液内科レジデント、10年九大大学院病態修復内科学修了、14年九大病院遺伝子細胞療法部医員、15年福岡東医療センター血液内科医師、18年から福岡赤十字病院血液腫瘍内科の医師を務めていた。
2019年2月13日発行