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約135億円かけ本社・小倉工場内に新工場棟  TOTOアクアテクノ    来年10月の稼動目指す


 衛生陶器製造のTOTO(北九州市小倉北区中島2丁目、喜多村円社長)の一〇〇%子会社で水栓金具製造のTOTOアクアテクノ株式会社(同市小倉南区朽網東5丁目、福本司郎社長)は、本社・小倉工場敷地内に水栓金具生産の工場棟を新設する。2月から着工し1年後の完成、来年10月の稼動を目指す。投資額は約135億円。
 現工場棟の代替施設として建設し、新規生産設備の導入と生産レイアウトの刷新を図ることでマザー工場の役割を強化させる考え。新工場棟は建築面積約2万3000平方m。地上3階建てで延べ床面積は約6万3000平方m。1階が部品工程、2階が製品工程、3階が事務所になる。水栓金具のほか電気温水器や手すりも製造する。
 本社・小倉工場敷地内には、今回建設する新工場棟も含めて3つの工場棟や事務所があり、TOTO社員も含めて同敷地内で約2000人が働く。
 同社は2013年4月設立。資本金は約1億円。従業員は約1800人。売上高は約600億円。