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約11億円を投じ水戸市に太陽光発電所 エフワイ
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自社最大規模、12月末稼働
福岡養鰻グループで鰻の卸売や不動産賃貸、太陽光発電事業などの㈱エフワイ(北九州市小倉南区上吉田4丁目、各務秀人社長)は12月末、茨城県水戸市鯉渕町に約11億円を投じて建設した太陽光発電所を稼働する。
同社は事業多角化を目指し、2013年から太陽光発電事業に参入しており、現在は京都郡みやこ町、田川郡香春町、築上郡築上町、長崎県西彼杵郡西海町、宮崎県小林市、大分県国東市、大分市、福島県相馬市の計8カ所に発電所を設けている。新設する水戸発電所は水戸市の南西部に位置。敷地面積は3万4000㎡。太陽光パネルの設置容量は3・0メガワットにおよび同社最大規模。年間発電量は315万キロワットを予定し、全量を東京電力に売却する。年間の売り上げ見込みは1億円。各務社長は「今後も収支に見合う案件があれば、事業投資に取り組んでいきたい」と話している。
同社は、うなぎ蒲焼の加工・販売の㈱福岡養鰻(北九州市小倉南上吉田4丁目、同社長)の活鰻仕入れ部門を分社し、2011年12月設立。資本金9600万円。13年2月から不動産賃貸業も開始。14年12月には約12億円を投じ小倉北区吉野町に商業ビル「パークプラザ三萩野」を建設。この他にも同区を中心に賃貸マンションやテナントビルを所有している。2018年9月期の売上高は33億円。
各務社長は北九州市小倉南区出身。1959年5月20日生まれの59歳。明治大学商学部卒。趣味はゴルフ。
2018年11月13日発行