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糸島SC敷地内に新業態店舗 イオン九州


週刊経済2022年12月13日発行

「みどり」がコンセプト

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)は11月26日、糸島市のイオン糸島ショッピングセンター敷地内に新業態の店舗を出店した。
名称は「グリーンピクニック」でイオン九州が独自に開発した業態の第1号店。「みどり」をコンセプトにした店舗で「買う」「食べる」「遊ぶ・すごす」「地域とつながる」の4テーマを掲げた「多目的ガーデニングプレイス」と位置付けており、1980年代から90年代中盤生まれのミレニアル世代を中心としたファミリー層や糸島を観光で訪れる人をターゲットにしている。
店舗は平屋建てで売り場面積は3300㎡。観葉植物と関連商品の「グリーン館」、雑貨、糸島のスイーツ、地元産品、カフェの「ピクニック館」の2棟と、オリーブなど植物の苗を置く外売場で構成している。従業員は山田義泰支配人以下26人。同社では「今後、業態として拡大し、九州だけでなく全国でも『業態として出したい』と言われるよう育てていきたい」としている。