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糸島市泊に観光ホテル セトル


週刊経済2021年8月10日発行

初の開業

不動産賃貸、学生マンション運営のセトル㈱(直方市知古1丁目、一尾泰嗣社長)は8月2日、糸島市泊に観光ホテルをオープンした。ホテル開業は初。
糸島市、九州大学、㈱西日本シティ銀行、西日本フィナンシャルホールディングス、㈱福岡銀行と連携協定を結び進めてきた「糸島市九州大学国際村」構想の一環で、九州大学に関連する研究者や民間企業、観光客をメインターゲットとする。名称は「セトル グローカルホテル糸島」。場所は九州大学南西側。敷地面積は5108㎡で鉄筋コンクリート造4階建て。延べ床面積は3714㎡。客室数はシングル(15㎡~)、セミダブル(16㎡~)、ラグジュアリーツイン(40㎡~)など10タイプ全85室。宿泊料金は1万1700円から。また、1階には最大180人収容できる会議や学会の発表に使用可能なコンベンションホール(202㎡)と、同社が近隣で運営していたレストラン「太陽の皿」が入るほか、2階には大浴場を設けた。宿泊客は無料で隣接地の温浴施設「元気くらぶ伊都・伊都の湯どころ」を利用できる。
同社では「今後はマリンスポーツやサイクリング、クラフト工房など、糸島のアクティビティ事業者と連携した宿泊プランを作っていく」と話している。