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糸島市で2ヘクタール程度の農園を物色中 キュウセツAQUA


週刊経済2023年9月12日発行号

コーヒー豆の栽培・販売へ

上下水道施設の維持管理などのキュウセツAQUA㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、大野征博社長)は、糸島市内で2ヘクタール程度の農地を物色している。
コーヒー豆の栽培用として活用する。2012年から参入したオリーブ栽培事業に加えて、新たにコーヒー豆の栽培・販売事業に参入し、上下水道施設の維持管理事業以外の収益柱の確立を目指している。大野社長は「国産コーヒー豆の生産は希少性が高い。適地を取得次第、今期からでも事業を進めていきたい」と話している。
同社は1965年7月設立。資本金5千万円。従業員700人。九州や中国・四国地方の15自治体から受託した上下水道施設の維持管理ほか、アグリ事業では大分県国東市でオリーブ事業を手掛けている。2023年3月期売上高は約60億円。