NEWS

糟屋郡2カ所に通販事業者向け物流拠点 佐川グローバルロジスティクス


リピート通販に特化

物流大手SGホールディングスグループの佐川グローバルロジスティクス㈱(東京都品川区、森下琴康社長)は9月5日、糟屋郡粕屋町と須恵町に定期購入・販売などのリピート通販事業者向けに特化した物流拠点を開設した。
既存の福岡営業所(粕屋町)と須恵営業所(須恵町)内に設けたもので、受注から配達までをグループ内で請け負う「TAO Pack」を提供する。中小規模のリピート通販企業をターゲットに健康食品や化粧品をメインとして取り扱う。複数の事業者向けに物流センター内の設備、スペース、人員を共有できる仕組みとし、特に設備の面では自動機器を導入することによって効率化やローコスト化を実現した。現在、九州内の入居企業は約70社あり、今回新たに数社が入居を予定している。
同社では「24時間稼働のため即日対応が可能。注文やキャンセルの締め切りなど、お客様側の時間の幅も広がる」と話している。
同社は2013年5月1日設立。資本金15億円。従業員数6354人。