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糟屋郡志免町の研修センター・寮が完成  にしけい    4月15日オープン


 警備業地場大手・株式会社にしけい(福岡市博多区店屋町、西村浩司社長)が、総事業費18億円をかけて糟屋郡志免町に建設している6階建て研修センター・社員寮が4月15日に完成する。
 名称は「にしけい研修センター」と「にしけい福岡寮」。場所は同町別府西の通称「ユニバ通り」近くで、マルショク空港東店北側。敷地面積3920平方m、建物は建築面積1536平方m、鉄筋コンクリート6階建て、延べ床面積6123平方m、床面積は1階が1476平方m、2階1100平方m、3~6階991平方m。1階は研修室4室、会議室、トレーニング場で、研修室は合計120人収容。2階は研修者用の宿泊室6人部屋10室と、2DK4戸、2LDK4戸の社員・家族寮。3、4階は単身用2人部屋40室、5、6階は単身用1人部屋80室となる。昨年7月から建設しており、4月15日の引き渡し予定。建築費は14億円、土地代は4億円。研修センターは同社初の研修専門施設で、これまで各事業所単位で実施していた研修を集合研修に切り替えることで、基本的な部分の共通化・標準化を進めていく。西村社長は「別々の事業所に属する社員が集まることで、にしけいの社員としての一体感の醸成を図る狙いもある」と話している。4月には研修課を新設し、各事業所で実施していた研修の内容を集めてカリキュラム・スケジュールを組み立て、講師の手配などもして研修センターの機能をサポートしていく。社員寮は、主に福岡空港で勤務する空港保安検査員の宿舎に充てる。