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精華女子高校の4階建て新校舎を建設 精華学園 100周年記念事業の一環
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学校法人精華学園(福岡市博多区南八幡町二丁目、吉田幸滋理事長)は二月十五日、、運営する精華女子高等学校(同区住吉四丁目、倉員峰雄校長)の四階建て新校舎を着工は完成予定は八月下旬。
これは二〇〇九年の創立百周年に向けた記念事業の一環で、コースの新設により教室や実習室の不足から建設するもの。利用開始は九月一日(二学期)からを予定している。
場所は現校舎に隣接する駐車場・駐輪場などと利用している土地で、敷地面積は六百九十七平方メートル。鉄骨造りの四階建で、建築面積は三百八十六平方メートル、敷地面積は千五百四十三平方メートル。一階はエントランス、調理実習室、ロッカー室、二階は普通教室(三室)、教員室、三階は普通教室(三室)、倉庫、四階は保育実習室(二室)、ピアノ練習室(五室)などになる予定。
同学校の創立百周年記念事業としては、〇二年に同区立花寺に三万四 千八百三十六平方メートルのグラウンドを開設、〇三年にはグラウンド内に記念体育館を竣工。〇四年度四月からは普通科に保育福祉コースを新設している。
05年度4月から食物調理コースを新設
また、同学校では〇五年度四月から、普通科に食物調理コースを開設する。
これは創立百周年記念事業の一環で、併設校・精華女子短期大学との一体化を狙ったもの。福岡には少ないコース。学習内容は普通課程の学習の中に、食物・調理の実習、理論などを取り入れたもので、「全国高等学校家庭科食物調理技術検定」を取得することができる。 吉田理事長は「創立百周年を迎えるため、ソフト、ハードの両面から教育環境の整備を進めていきたい」と話している。
吉田理事長は福岡市博多区出身。一九五五年十一月二十一日生まれの四十九歳。明治大学商学部卒。趣味は旅行、落語鑑賞。
2005.2.15 発行 週刊経済より