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精神科の外来訪問看護を開始 今宿病院


通院に困難な患者に対応

内科・心療内科・メンタルヘルス科を診療科目とする今宿病院(福岡市西区今宿2丁目、深堀元文院長)は11月18日から、精神科の外来訪問看護を開始している。

うつ病などの精神疾患患者の高齢化などを受け、退院した患者のアフターケアや外出が困難とされる患者の支援策として開始したもの。看護師や精神保健福祉士、作業療法士が私服で訪問し、対話を通したカウンセリングや日常生活のサポート・相談などに応じる。訪問時間は1回30分。同サービスは精神科へ継続的に通院している患者向けに医療費の自己負担が安くなる「自立支援医療受給者制度」が適用される。同院では「最近ではうつ病や引きこもりの高齢化が進むなど、通院が困難なケースが増えている。そうした患者や家族が抱える生活上の悩みを直接訪問し共に考えることで、家庭や地域生活の中で安心して生活が送れるお手伝いをしたい」と話している。

2017年12月12日発行