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粗大ごみ手数料のラインペイ支払いを福岡市全域に拡大 ライン福岡とラインペイ
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利便性向上目指す
無料通話・無料メールアプリを提供するLINE㈱(東京都新宿区、出澤剛社長)子会社のLINE Fukuoka㈱(=ライン福岡、福岡市博多区博多駅中央街、落合紀貴社長)とモバイル送金・決済サービス運営のLINE Pay㈱(ラインペイ、東京都品川区、高永受CEO)は1月28日から、福岡市粗大ごみ処理手数料のLINE Pay支払いエリアを同市全域に拡大した。
同市では18年9月にLINE上で粗大ごみ収集の申し込みができる「福岡市粗大ごみ受付公式アカウント」の実証実験を開始し、19年5月から本格稼働に移行。処理手数料のLINE Pay支払い機能は同年7月1日から中央区限定で実証実験をしてきた。コンビニエンスストアなどでの処理券購入が不要になり、申し込みから支払いまでLINE上で完結できる。利用者のアンケート調査でユーザー満足度96%を得たことから、利便性向上を目指し対象エリアを市内全域に拡大した。ライン福岡広報の石渡友美さんは「これからの引っ越しシーズンに向け、テクノロジーの活用が市民生活の利便性向上につながる好事例と考えている」と話している。
ライン福岡は2013年11月設立。資本金4億9千万円。従業員1074人(20年1月)。ラインペイは14年5月設立。資本金136億円。従業員175人。
2020年2月4日発行