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粕屋町に建設中の大型物流施設が完成 ラサール不動産投資顧問、九州電力など


週刊経済2024年9月11日発行号

延床面積は約9万2千㎡

ラサール不動産投資顧問㈱(東京都千代田区丸の内1丁目、奥村邦彦社長)と九州電力㈱(福岡市中央区渡辺通2丁目、池辺和弘社長)、九電不動産㈱(同、大神徳仁社長)は8月30日、糟屋郡粕屋町江辻に建設していた大型物流施設が完成したことを発表した。
名称はロジポート福岡粕屋。九州自動車道・福岡インターチェンジから1・7キロ、県道21号沿いに近い同地に完成した施設は敷地面積約8万1663㎡。鉄骨造り、一部鉄骨鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ床面積は約9万1878㎡。マルチテナント型物流施設でフロア面積は1階が約2万7107㎡。2階と3階はいずれも約2万4132㎡で、最少区画約1983㎡から分割ができる。機能面では1階が両面バース式、2階、3階は大型シンプルランプウェイと天候に左右されない中央車路式を採用。2階と3階には休憩室を備えたほか、売店やシャワー室、コインランドリー、バリアフリートイレなどをはじめ、敷地内には約440台分の駐車場、約20台の大型車待機場、バイク置き場なども整備している。
施設は3社が設立した福岡プロパティ特定目的会社が開発、23年6月に着工。すでに1階は㈱大福物流(熊本県甲佐町、木村嘉宏社長)が全フロアを貸借している。