粕屋町と安全安心まちづくりに関する包括連携協定　にしけい

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週刊経済2021年1月26日発行

協定締結は同社初

地場最大手警備業、㈱にしけい（福岡市博多区店屋町、大坪潔晴社長）は昨年１２月２５日、粕屋町（箱田彰町長）と「安全安心まちづくりに関する包括連携協定」を締結した。他団体との協定は初めて。
粕屋町では、自然災害や犯罪や交通事故の増加など、身近な生活における不安要素が拡大し、危機管理への意識が高まっていることなどから「子どもから高齢者までが、安全安心に暮らせるまちづくり」を目指している。一方、にしけいは地域に密着した「安全・安心」の提供企業として、九州一の総合警備会社を目指しており、「自治体や地域住民と協力して地域が抱える社会課題の解決に取り組むことが社会からの信頼を得ていく上で有意義な取り組みである」との考えで、今回両者の方針が一致、防犯に関する専門的かつ幅広い知見を有する同社が同町のまちづくりに協力するもの。
具体的には、防犯をはじめとする地域の安全安心に関すること、町の魅力の発信や住民サービスの向上に関すること、そのほか地域課題の解決や地域の活性化に関することなどへの取り組みを掲げている。また同社は、今後もこうした地域との連携を強めていく考え。