米国向けに「そのもの納豆」カプセルタイプを販売予定　そのもの

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週刊経済2023年10月31日発行号

年内を目標に

健康食品を企画開発・販売するそのもの㈱（福岡市中央区警固２丁目、日高絵美社長）は年内を目標に、同社商品「そのもの納豆（カプセルタイプ）」のアメリカ向けでの販売開始を予定している。
海外販売に注力している一環で、健康食品需要の大きいアメリカ向けに「そのもの納豆菌シリーズ」のラインナップを増やす。同社の「そのもの納豆」は、佐賀県江北町の無農薬栽培大豆と独自の納豆菌を原料とし、フリーズドライ加工で粉末化した製品で、効率的に納豆の栄養や納豆菌を摂取できる点が特徴。主力商品としてカプセルタイプと、料理にかけて使える粉末タイプ「こな納豆」があり、アメリカでは２０２０年から「こな納豆」を販売。今年８月にはアメリカの「Amazon.com JAPAN STORE」のヘルス＆パーソナル・ケア関連商品における上半期売れ筋ランキングで、こな納豆の通常タイプが１位、匂い・粘りひかえめタイプが２位を占めた。今回カプセルタイプの輸出にあたり、アメリカ向け仕様としてパッケージや粒数、値段などを見直したうえで年内を目標に販売したい考え。日高社長は「現在海外では、アメリカのほかシンガポールへ輸出しており、今後他国での販売にも取り組みたい」と話している。
同社は２０１７年３月設立。資本金１千万円。