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米国での水循環・再生水市場参入に向け調査 ゼオライト


海外展開促進調査の実施事業者に

水処理プラント設計・施工業のゼオライト㈱(福岡市博多区那珂5丁目、嶋村謙志社長)は今後、米国内でのRO膜(逆浸透膜)技術を用いた水循環・再生水市場への参入に向けた調査事業を行う。
これは経産省が公募した国内インフラの海外展開促進調査の実施事業者に、幹事会社のみずほ情報総研㈱とともにゼオライトが採択されたもの。計画では米国南西部とメキシコ北部を流れるコロラド川の流域において、同社の脱塩技術を用いた下水再生処理プロセスにおけるRO濃縮水(排水)の減容化事業に向けた調査を行い、省エネ、CO2・コスト削減などの優位性を導出することで、事業実施の可能性があれば米国での水循環・再生水市場への参入を検討する。
嶋村社長は「調査は数年かかると思うが、他社にも協力いただきながら事業化を実現し、本格的な海外展開の第一歩を踏み出したい」と話している。

2018年7月18日発行