NEWS

米中貿易摩擦長期化で減収減益 安川電機第2四半期連結


通期見通しも下方修正

㈱安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、小笠原浩社長)の2020年2月期第2四半期(19年3~8月)連結決算は、売上高が前年同期比14・7%減の2117億8000万円、経常利益は同58・2%減の127億7800万円で減収減益となった。
米中貿易摩擦の長期化や半導体関連の投資先送り等で、グローバルで設備投資に慎重な姿勢があったことが影響した。営業利益は同59・2%減の124億5700万円、四半期純利益は同66・3%減の87億9300万円だった。部門別でも主力のモーションコントロール、ロボットともに、減収減益だった。
これに伴い同社は10月10日、通期の業績見通しで、売上高を前回予想の4650億円から4200億円に、経常利益を480億円から260億円にそれぞれ下方修正した。また、あわせて、平均為替レートの見通しを期初計画の1ドル=110円から105円に見直した。

2019年10月23日発行