簡易ＨＰサービスをＮＰＯ法人に無償提供　イーハイブ

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週刊経済2023年3月14日発行

使用は無期限

Ｗｅｂシステム開発の㈱イーハイブ（福岡市中央区天神４丁目、高橋善晴社長）は３月１日から、自社で展開するスマホアプリを模したホームページサービスをＮＰＯ法人向けに無償提供している。
同ＨＰサービス「すまっぽん！」は、小規模店舗や個人事業主向けのリピーター獲得ツール。情報発信側が、必要な情報を集約した専用サイトを制作し、そのショートカットをエンドユーザーのスマートフォンのホーム画面上にアイコンのような形で設置することでアプリのようなＨＰとして活用できる。通常は月額３００円だが、無償提供することで資金が十分でないＮＰＯ法人の情報発信を支援するほか、ユーザー拡大を図る狙い。ＮＰＯ法人は、同ツールを使って事業の発信やコミュニケーションツールとして活用できる。条件は、内閣府ＮＰＯホームページに登録があるＮＰＯ法人。１団体につき１アカウント。使用期間は無期限だが、１年間で１回以上の管理画面へのログインが必要。担当の平井良明取締役は「モデルケースとして、環境保全や不登校児への教育支援を手掛ける福津市のＮＰＯ法人ＳＯＭＡを採択した。簡単で便利なＩＴツールとして好評いただいている」と話している。
同社は１９９７年１２月設立。資本金１１２０万円。すまっぽん！は、障害者就労支援事業の㈱カムラック（福岡市、賀村研社長）と共同開発し、２０１５年から展開している。