箱崎１丁目に８階建て賃貸マンション完成　新出光

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週刊経済2023年3月21日発行

ラフィーネシリーズ６棟目

石油製品販売大手の㈱新出光（福岡市博多区上呉服町、出光泰典社長兼グループＣＥＯ）が、同市東区箱崎１丁目に建設していた８階建て賃貸マンション「ラフィーネ箱崎駅前」が３月１日に完成した。
これはイデックスグループ４分野６事業の１つ、不動産事業の拡大を目指すもので、保有不動産の有効活用を図る一環としてハイクオリティな賃貸マンション開発を進めている。同社が所有する賃貸マンション「ラフィーネ」シリーズでは６棟目。場所はＪＲ箱崎駅から南へ１３０ｍ（徒歩２分）ほどの角地。敷地面積は４２５㎡、延べ床面積は２０６８㎡。戸数は４２戸。間取りは１ＬＤＫや１ＳＬＤＫなど４タイプ。全室にテレワーク対応のカウンタースペースを設けている。管理は新出光不動産㈱が担い、同１０日から入居を開始している。
ラフィーネシリーズでは、２０１９年３月に「大手門」（福岡市中央区、１４階建て・７０戸）、２０年２月に「本川（ほんかわ）」（広島市中区、１５階建て・７８戸）、同３月に「グラン室見」（福岡市早良区、１４階建て・５５戸）、２１年８月に「鳥飼」（同市中央区、７階建て・３３戸）、昨年３月に「井尻Ⅱ」（同市南区、６階２棟建て・計４８戸）が完成している。