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筑紫野市石崎1丁目に6階建て新市庁舎を建設 筑紫野市


総工費は59億6500万円

筑紫野市(藤田陽三市長)は7月3日、同市石崎1丁目に6階建ての新市庁舎建設工事を着工した。完成は来年11月末の予定。

現市庁舎が築80年超と老朽化していることに伴い、新市庁舎を新築移転することで、これまで別棟5棟で構成していた市庁舎機能を集約すると同時に「地域コミュニティの連携拠点および安全安心の防災拠点、新たな行政サービス拠点としてコンパクトな庁舎を目指した(筑紫野市企画政策部戦略企画課)」もの。

場所は県道112号福岡日田線沿い、筑紫野署東口交差点近くの二日市東コミュニティセンター南隣。敷地面積は1万4614㎡で現筑紫野市役所(本館部分)敷地面積の約1・5倍、延べ床面積は同2倍規模となる。

建築面積は3065㎡、6階建ての延べ床面積は1万3828㎡。構造は基礎免震構造で、積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー、鋼製ダンパーの4種類を採用。庁舎棟1階床下に計48カ所設置するのが特徴。敷地内には庁舎棟および庁舎棟1階多目的ホール、立体駐車場(356台収容)、平面駐車場(約50台収容)、ふれあい広場を配置する。総工費は59億5600万円(土地代除く)で、設計・施工者は前田建設・九州建設・久米設計・匠建築特定建設工事共同企業体。

なお、新庁舎完成後の筑紫野市役所跡地の活用法については、今後検討していく方針という。

2017年7月11日発行