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筑後川、早津江川の橋りょう工事が本格化 九州地方整備局
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20年度末完成へ
九州地方整備局福岡国道事務所が整備中の自動車専用道路・有明海沿岸道路では現在、佐賀県との県境・大川市で筑後川や早津江川に架設する橋りょうや高架橋工事がピークを迎えている。
工事区間は2020年度内の完成を目指す大川東インターチェンジ(ⅠC)―大野島ICまでの3・7キロ。橋りょう工事では筑後川に架設される筑後川橋(仮称)では、佐賀県側から福岡県側にかけ、橋げたの架設が進んでおり、世界文化遺産・「明治日本の産業革命遺産」を構成する三重津海軍所(佐賀市川副町)に近い早津江川でも橋けたの架設が進んでいる。このほが、現在の開通区間の終点にあたる大川東ICから大川中央間を結ぶ全長約2キロの高架橋、大川中央ICなどの工区でも20年度内の完成に向けた工事が進んでいる。
有明海沿岸道路は大牟田市から佐賀県鹿島市を結ぶ全長55キロの自動車専用道路。17年9月16日に柳川市の徳益IC―柳川西IC間の約4・5キロが開通したことで、大牟田市、みやま市、柳川市、大川市の県南部4市が直結した。08年3月の初開通以降、利用者は増加しており、福岡国道事務所によると1日あたりの利用者数は約8万3000人が利用しているという。
2018年9月26日発行