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筑後地区向け電力供給新会社を設立  アズマ    年内10MW分供給目指す


 太陽光発電の販売施工・建築板金屋根工事などの株式会社アズマ(八女市吉田、中島一嘉社長)は1月11日、同所に電力を供給する新会社「やめエネルギー株式会社」を設立した。
 拠点を置く八女、筑後エリアに商圏を絞る形で、工場や施設などの高圧、個人商店や一般家庭などの低圧向けに供給する。今年4月から供給を開始し、当初の電源は自社の太陽光発電所のほか、不足分を電力卸売市場から調達するが、将来的には再生可能エネルギーによる電力自給率100%を目指す。出資企業は同社と同社関連会社のマーケティングミックス、井手電工などの4社だが、今後は同市内を中心とした民間業者から出資を募っていく。同社では「可能な限り同市内で電力をつくり、消費するモデルを目指す。8月までに4・5MW、年内には10MW分を供給したい」と話している。
 アズマは1995年設立。資本金は300万円。従業員数は20人。