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第39回新春懇談会を開催 福岡県医師会
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政界、医師会関係者ら288人が参加
(公社)福岡県医師会(福岡市博多区博多駅南2丁目、松田峻一良会長)は1月18日、同区博多駅前2丁目のホテル日航福岡で第39回新春懇談会を開催した。
毎年県内4大学(久留米大、福岡大、産業医科大、九州大)の教授、名誉教授を囲む会を開催し、今年で39回目。当日は4大学の教授をはじめ、昨年10月に世界医師会会長に就任した福岡県出身の横倉義武医師、井上貴博衆議院議員など、政界、医師会関係者ら288人が参加した。
県医師会の松田会長は開会のあいさつで横倉医師の世界医師会会長就任や診療報酬改定に触れ、「切れ目のない医療、介護提供体制の構築に向け、医療機関同士を密接につなぐとびうめネット、福岡県民100年健康構想、これらを実現するための関係諸団体との連携を強化し、生涯保健事業の体系化を確実に進めていかなければならない」と呼びかけた。横倉世界医師会会長は「新しい技術、特にICTやAIの進歩は我々医師にとっては今までの在り方が変わり不安が高まると思うが、これをいかに安全に国民の皆さんに有効活用していくかをしっかり考えていかなければならない。また、医療関係者や医師の働き方改革など難しい課題もあるが、課題を一つずつクリアして明るい消費社会につなげていきたい」と抱負を述べた。その後は、4大学新任教授の紹介があり、県医師会代議員の植田清一郎議長が乾杯のあいさつを務めた。
2018年1月23日発行