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第3回ジャパンSDGsアワード受賞   イオン九州など


農業でのCO2削減などで

イオン九州㈱(福岡市博多区、柴田祐司社長)と味の素㈱九州事業所(佐賀市、田村光司所長)などによる「九州力作野菜」「果物」プロジェクト共同体が12月、第3回ジャパンSDGsアワードの「SDGs推進副本部長(内閣官房長官)」賞を受賞した。
このプロジェクトは、味の素九州事業所がアミノ酸搾取後の副産物をたい肥と混ぜた発酵副生バイオマス入りのたい肥についてイオン九州と情報交換したことをきっかけに、2012年10月からこのたい肥を使用した農産物の栽培実験をスタート、この実験で農産物の栄養価や味の向上に効果が認められたことから、たい肥製造業者や農家と共同でこの堆肥を利用した農産物を生産し、「九州力作野菜」、「九州力作果物」としてブランド化、イオン九州店舗で販売展開している。
「ジャパンSDGsアワード」は、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた企業・団体などの取り組みを促し、全国的な取り組みを推進するために、SDGs達成に貢献する優れた取り組みをしている企業・団体などを、安倍晋三首相が本部長を務めるSDGs推進本部が選定し表彰するもの。

2020年1月21日発行