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第3四半期単体は物件引渡し完了で増収増益  コーセーアールイー    管理戸数は1131戸に


 ファミリー・投資型マンション「グランフォーレ」を分譲する株式会社コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の09年1月第3四半期単体決算は、売上高37億5000万円で前年同期比80・7%増、経常利益1500万円で前年同期比1億3500万円の赤字から黒字に転じ、増収増益だった。当期純損益は、厚生年金基金脱退に伴う特別掛金などの損失計上により1200万円の赤字となった。
 不動産ファンド向けに開発したマンション2棟の引渡しが完了したのが単体の好決算の要因となった。今年2月に初の子会社を設立したため連結での増減率はでていないが、連結では売上高38億6000万円、経常利益2200万円、当期純損益800万円の赤字だった。事業別売上高では、不動産販売事業がファミリーマンション18戸、資産運用型マンション183戸、中古マンション8戸を引き渡し、37億6494万円。不動産賃貸管理事業は管理戸数が1131戸となり、9587万円だった。津田雅浩取締役管理部長は「事業環境が厳しくなる中、ほぼ計画に近い販売実績で推移できた」と話している。
 通期では、売上高が56億7300万円、経常利益が1億300万円、当期純利益が5000万円を予想している。