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第3四半期は増収増益  ワールドインテック    通期経常益は下方修正


 総合人材ビジネス業の株式会社ワールドインテック(北九州市小倉北区馬借1丁目、菅野利彦社長)の2010年12月期第3四半期連結決算は、売上高が234億64百万円で前年同期比8・2%増、経常利益が3億2千万円で同24・9%増の増収増益となった。
 営業利益は2億39百万円で同91・2%増、当期純利益は48百万円(前年同期は22百万円の赤字)だった。主力のファクトリー事業が売上高102億12百万円で同3・4%の増収、営業利益も4億79百万円で同8・9%の増益だった。
 通期見込みは、ファクトリー事業では半導体や自動車関連が回復基調にある一方で、円高やエコポイントの終了などで、生産品目によるメーカーの繁忙の差が出てきて、当初見込んでいた受注が来期以降にずれ込む見通し。ただ、情報通信事業が好調で全体の売上高は当初予想を上回る見込みで、全社売上高は313億円から317億円に修正。一方、経常利益は人材関連の売り上げ減少と教育訓練費や社員寮の増加などで当初予想の7億円から4億円に下方修正した。