NEWS

第3号投資事業有限責任組合を設立 西部ガスホールディングスとSGインキュベート


週刊経済2024年5月1日発行号

ファンド総額は20億円

西部ガスホールディングス㈱(福岡市博多区千代1丁目、加藤卓二社長)と百%子会社の投資会社・SGインキュベート㈱(同、今長谷大助社長)は4月1日、投資事業をするための組合契約「第3号投資事業有限責任組合(以下、3号ファンド)」を設立した。
西部ガスグループは2019年7月に「SGインキュベート第1号投資事業有限責任組合」を設立し、最先端技術やビジネスモデルを有するほか、地域の生活利便性向上に寄与するような将来有望なスタートアップ企業に投資しており、現在の投資実績は約40社。今回の3号ファンドの総額は20億円、運用期間は24年4月1日~34年3月31日。同グループでは「今後も有望なスタートアップ企業への投資を継続し、地域にとって有用な事業の共創を目指す」としている。
SGインキュベートは、スタートアップ企業に対して投資をするコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)組成のための投資子会社として2019年4月1日付で設立。資本金は5千万円(資本金2500万円、資本準備金2500万円)。事業内容は投資事業有限責任組合財産の運用および管理。