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第2四半期は0・4%で引き続き低水準に 東京都のCBRE調べ
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福岡市のオフィス平均空室率
2019年第2四半期(4~6月)の福岡市のビル(延べ床面積が3300㎡以上で新耐震基準に準拠したビル)のオフィス平均空室率は、前期(2019年第1四半期)比0・2ポイント増の0・4%と若干改善したものの、引き続き低水準で9期連続して1%割れが続いている。
事業用総合不動産サービス・CBRE㈱(東京都港区)の調べによるもの。当期は天神ビッグバンに伴う立ち退き移転は一巡した模様だが、依然として新規移転や拡張ニーズは多い。
同社では「2020年以降、まとまった新規供給が控えているが、旺盛な需要を背景に需給バランスが大幅に悪化することはないとみられる」と分析している。
また、想定成約賃料(円/坪)も、1年前に過去最高を更新してから上昇ペースは続いており、当期も2・9%増の15630円となった。
2019年8月6日発行