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第1四半期は東日本地区の伸長で増収  グリーンクロス    材料費の上昇などで経常益は8・2%減


 工事現場向け安全機材の販売、株式会社グリーンクロス(福岡市中央区小笹5丁目、久保孝二社長)の14年5~7月期連結決算は、売上高が前期比2・9%増の21億8900万円、経常利益が同8・2%減の1億3400万円で増収減益だった。
 東日本地区では2月に稼働した埼玉の物流基地を起点に都市再開発、震災復興関係の営業を強化。西日本地区では物流の集約による営業効率化を図るとともに営業拠点ネットワーク網の有効化による一括受注先の拡大に努めた結果増収となったが、労務費や材料費の上昇基調などを背景に利益面では減益となった。営業利益は同7・3%減の1億2700万円、四半期純利益は11・0%減の7900万円。業績予想に変更はなく、第2四半期では売上高が同5・7%増の48億7200万円、経常利益が同4・9%減の3億9500万円を見込んでいる。
 同社は1969年1月創業、71年7月設立。資本金6億9726万円、96年12月福岡証券取引所上場。従業員446人。久保社長は長崎市出身、1971年2月1日生まれの43歳、大阪教育大学中退。趣味はゴルフ。