第三者割当増資で２億５千万円を調達　アークエルテクノロジーズ

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週刊経済2024年3月19日発行号

５社と資本業務提携

カーボンニュートラル関連サービスを提供するアークエルテクノロジーズ㈱（福岡市中央区大名２丁目、宮脇良二社長）は３月６日、５社と資本業務提携を締結。総額２億５千万円の第三者割当増資を実施した。
引受先は、中部電力㈱（名古屋市、林欣吾社長）、フソウホールディングス㈱（東京都中央区、角尚宣社長）、関西電力グループの合同会社Ｋ４ Ｖｅｎｔｕｒｅｓ（大阪市北区、浜田誠一郎代表）、三菱ＨＣキャピタル㈱（東京都千代田区、久井大樹社長）、東京海上ホールディングス㈱（東京都千代田区、小宮暁取締役社長）。同社が自社開発したスマート充放電管理サービス「ＡＡＫＥＬ　ｅＦｌｅｅｔ（アークエル　イーフリート）」と温室効果ガス（ＧＨＧ）排出量可視化・削減策シミュレーションサービス「ＡＡＫＥＬ　ｅＣａｒｂｏｎ（アークエル　イーカーボン）」を社会実装していくため、資本業務提携を締結し展開スピードを加速する。調達資金は、サービスの向上に向けたシステムの機能拡充、グローバル展開を見据えたシステムの基盤強化、マーケティング活動に充てる。宮脇社長は「当社のサービスを社会実装していくことが気候変動問題の解決につながると信じている。この挑戦に対し、志を共有し、共に課題解決に取り組む企業との業務資本提携を結ぶことができ大変光栄。今後もチーム一丸となってチャレンジしていく」と話している。
同社は２０１８年８月設立。従業員数は４５人。