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第三者割当増資で総額6300万円の資金調達 ザ・ハーモニー


週刊経済2021年3月16日発行

ドーガン・ベータなどから

 認知症コミュニケーションロボットの開発販売、認知症介護施設運営展開のザ・ハーモニー㈱(飯塚市上三緒、高橋和也CEO)は2月26日、第三者割当増資によりシードラウンドでの総額6300万円の資金調達を実施した。
今回の資金調達によって、認知症コミュニケーションロボットの製品化に向け、今年4月のβ版リリース、エンジニアと経営陣の採用強化に活用していく。引受先はドーガン・ベータ㈱、㈱リバネスキャピタル、海野慧(CarpeDiem㈱社長)、ほか複数人の個人投資家。ザ・ハーモニーはこれまで第三者割当で3795万円の資金調達を実施しており、今回の調達で累計の第三者割当増資は1億95万円となった。
同社では「弊社はテクノロジー事業部のロボット開発とケア事業部の介護施設運営をかけ合わせ、テクノロジーで代替可能な介護作業を切り離し、人でしかできない本来の介護業務に人が専念できる社会を実現させていきたい」と話している。
同社は2012年4月設立。資本金1億95万円(資本準備金含む)。