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第三者割当増資で約3500万円調達 Pear


BEENEXTなど3社から

EC事業やソフトウェア開発を手がける㈱Pear(福岡市中央区大名2丁目、島井尚輝社長)は11月30日、投資業3社からシードラウンドでの第三者割当増資により約3500万円の資金を調達した。

EC店舗運営をサポートする自社パッケージシステム「オムニコア」の開発と、そのマーケティング強化のため。開発費や増員に伴う人件費として活用する。出資企業はBEENEXT(シンガポール、前田ヒロディレクター)、大和企業投資㈱(東京都千代田区、栁原藤雄社長)、F Ventures LLP有限責任事業組合(福岡市博多区上川端、両角将太代表)。島井社長は「エンジニアの増員も順調に進んでいる。オムニコアと連動したアプリ開発にも取り組む方針で、EC分野において使いやすいシステムを構築していくことで認知度を高めていきたい」と話している。

同社は2017年8月設立。開発を進める「オムニコア」はEC事業におけるサイト開設から運営、売り上げ拡大までの最適な運用方法などをサポートするシステム。現在試験導入しており、4月に一般発売を予定している。従業員数22人(アルバイト含む)。島井社長は宇美町出身。1994年7月18日生まれの23歳。九州工業大学情報工学部卒。大学在学中からWeb開発やマーケティング事業などにフリーランスのエンジニアとして携わり、卒業後に起業。趣味は音楽鑑賞。

2017年12月19日発行