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第三者割当による自己株式処分を実施 グリーンクロス
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㈱ナガワとの関係構築・強化で
工事現場向け安全機材販売の㈱グリーンクロス(福岡市中央区小笹5丁目、久保孝二社長)は3月29日、ユニットハウス事業、モジュール・システム建築事業の㈱ナガワ(東京都千代田区、髙橋修社長)を処分先とする第三者割当による自己株式処分で9992万2000円を調達した。
ナガワはユニットハウス事業を主事業として全国展開。グリーンクロスの主要取引先が建設・土木業者であり、両社とも同業他社との差別化による業容拡大を目指している点が一致していることから、関係を強化することで新たな取引先の開拓、顧客満足度の充実など、両社にとって事業のシナジーをより発揮できるものと判断した。相互に約1億円の株式を取得する。今回処分した自己株式は普通株式9万4000株で、処分価格は1株1063円。調達した資金はナガワ株式を取得した対価の支払により減少した運転資金の補てんに充当する。処分後の自己株式数は31万9080株。
同社は1969年創業、71年7月設立。資本金6億9726万円、96年12月福岡証券取引所上場。2018年4月期売上高は146億5300万円。従業員619人(単体)。久保社長は長崎市出身、1971年2月1日生まれの48歳、大阪教育大学中退。趣味はゴルフ。
2019年4月9日発行