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競技向けコミュニケーションシステムのレンタル開始 スポーツセンシング
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イベント運営などで活用
スポーツ計測用電子機器製造・販売の㈱スポーツセンシング(福岡市南区向野2丁目、澤田泰輔社長)は12月1日、スポーツ向けコミュニケーションシステム「SPOCOMM(スポコム)」のレンタルサービスを開始した。
同システムは、今年9月にソフトウェア開発の㈱しくみデザイン(同市博多区博多駅前4丁目、中村俊介社長)と共同開発。コンパクトな専用サーバーと複数のスマートフォン端末を使用し、音声の一斉送信のほか画像や手描きイラストの送信ができるなど、試合時にスタンドとベンチとのリアルタイムのコミュニケーションツールとして利用されている。当初は販売のみだったが、スポーツ分野以外にもイベント運営の連絡ツールとしても生かすべくレンタルを開始した。同社では「現場対応の迅速化を目的とした多機能コミュニケーションツールとして、多くの現場で活用してもらいたい」と話している。
同社は2015年9月設立、資本金4000万円、従業員12人。業界初の6軸センサーは移動方向、向き、回転を検出でき、さらに移動距離や移動速度などを算出できる。
2018年12月26日発行