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立地企業数、2年連続で過去最高の65社 福岡市


週刊経済2023年8月1日発行号

長期目標の10年連続50社達成

福岡市への2022年度の立地企業数は65社となり、2年連続で過去最高を更新。総合計画において長期計画に定めていた「10年連続50社」の目標も達成した。
昨年度の雇用者数は2157人。立地企業の内訳は、クリエイティブ関連産業が47社、コールセンターが6社。また業種以外の内訳では、本社機能の移転が5社、「チーム福岡」で誘致を目指す国際金融関連が7社、外国・外資系企業が12社だった。主な進出企業は、クリエイティブ関連でコミックスマート㈱、㈱スマレジ、プラチナゲームズ㈱などが進出したほか、国際金融ではCodo Advisory㈱、ユニコーン企業のM-DAQ Japan㈱などの進出があった。これにより、直近10年間の立地企業数は571社、雇用者数は1万8313人となった。
福岡市企業誘致課の担当者は「ここ2年は、脱コロナと天神ビッグバン・博多コネクティッドの進展もあり、明らかに進出意欲が増している」と話す。市は今後、雇用創出効果の高い「本社機能」と「大規模開発拠点」を重点的に誘致し、高付加価値なビジネスの創出と高度人材の獲得を目指していくとしている。